イボの豆知識

消しゴムを利用してイボを取る方法がある?


皮膚の思わぬ部分にできてしまう「イボ」は、見た目が気になるばかりか、鈍い痛みを伴う事があります。放っておいて自然に治るケースはゼロではないものの、痛みや違和感が残るなら対策が必要です。さらにウイルス性の場合は身体の違う箇所にイボができたり、他人へウイルスを移してしまう可能性もあるので、何らかの形で治療を検討したいもの。


イボを治療する方法について、凍結療法や漢方薬の服用がよく知られています。凍結療法は液体窒素で患部を凍結させ、ウイルスを壊死させると同時に、皮膚の凍結による炎症反応で免疫を高める効果があります。イボがすぐに収まる即効性が、この治療法のメリットです。しかし凍結時に強い痛みをともなう上、完全根治に至らずイボが再び発生する事もあります。


漢方薬についてはハトムギエキスなどを服用し、皮膚の新陳代謝を活性化させイボの治癒を促します。とはいえ100種類あると言われるイボのウイルスと因果関係がはっきりしておらず、服用によって良くなるのか自然治癒なのかの判断は不透明です。


そして注目されている民間療法として、「消しゴムによってイボを取る」という手段があります。消しゴムを5cm角ほどに切って患部へテーピング固定、数日ごとに消しゴムを取り替えながら経過を見るというやり方です。イボを圧迫して壊死させるのが目的で、試した人の中には1週間もかからずイボが取れ、再発もしなかったという報告もされています。


なぜ消しゴムなのかという理由は明確にされていませんが、消しゴムの適度な弾力が患部を傷つけないのと、定期的に取り替える事で清潔さを保てる点が優れていると思われます。もちろん万人に効くという方法ではないので、痛みが悪化したり再発の場合は専門医に相談しましょう。


身体にイボができてしまう箇所、原因は人によって千差万別。上記の凍結療法、漢方、自然治癒、そして消しゴムの使用などのうち、どれが正解になるかはケースバイケースです。患部の経過と根気強く付き合いながら、方向性を広げて検討するのをおすすめします。