イボの豆知識

イボコロリの効果は?ホントにイボを取ることができるの?


イボコロリは家庭で手軽にイボを取れるとして、大正時代から販売されているロングセラー商品です。液体タイプや絆創膏タイプのほかに、第3類医薬品の内服錠もあります。外用薬は第2類医薬品で、薬剤師でなくても販売できますが、副作用については一定の注意が必要です。内服錠の主成分は、古くからイボに効くとされてきたヨクイニンエキスで、主に首や顔のイボに用いられます。


液体タイプと絆創膏タイプのイボコロリには、有効成分としてサリチル酸が配合されています。サリチル酸には皮膚の角質を柔らかくし、少しずつ溶かしていく作用があります。これで患部を溶かして剥離させた後、ターンオーバーにより新しい皮膚が形成され、イボが改善されるという仕組みです。


具体的には、イボコロリを3?4日ほど塗りつづけると、イボの部分が白く剥がれてきます。剥がれた皮膚をピンセットなどで取り除けば、新しい皮膚が現れます。


イボコロリは尋常性イボには有効ですが、加齢によって生じる老人性イボには効果がないとされています。また水イボと呼ばれる小児に多いイボや、性感染症の一種である尖圭コンジローマにも使えません。尋常性のイボは免疫力が弱っているとき、ウイルスに感染することで発症します。手や足にできることが多く、切ると血が出るためウオノメと区別できます。


むやみに触ると感染が広がり、数が増えることもあります。皮膚科では一般に凍結療法やレーザーで治療します。しかしイボコロリと違って、痛みを伴い費用もかかることが欠点です。


サリチル酸は刺激物なので、粘膜や皮膚の薄い部分には使用できません。また皮膚を剥がすことになりますから、感染症のリスクが高い糖尿病の方は注意が必要です。基本的に医師の処方は不要ですが、痛みが強い場合などは使用を中止してください。イボコロリが効かない種類のイボもあるため、しばらく使っても効果が出ないときは、医療機関を受診することが大切です。